自宅での作業中に腰へ激痛が走った52歳女性|ギックリ腰で歩行や家事が困難だった症例

自宅での作業中に腰へ激痛が走った52歳女性|ギックリ腰で歩行や家事が困難だった症例

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1. 患者様プロフィール
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今回ご紹介するのは、52歳の女性の患者様です。

職業は保育園で週4日のパート勤務をされています。保育士としてのキャリアが長く、若い職員の方々へ指導を行ったり、ご自身でも積極的に動かれたりと、日常的に体を酷使されている背景がありました。

ご家庭では、お子様が大学生になり家を出られたため、現在はご主人様との2人暮らしです。以前に比べるとご家庭での負担は楽になっているとお話しされていました。運動習慣はあまりないものの、日頃から「歩くこと」は意識して生活されている患者様です。

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2. 来院理由
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来院のきっかけは、自宅で中腰姿勢のまま作業をしていたときのことです。中腰の姿勢を保ったまま、物を横へ移動させようとした瞬間に腰へ激痛が走り、体を動かすことが難しくなってしまいました。

患者様は過去に別の病院でギックリ腰と診断された際、体の状態や激痛の原因について納得のいく説明が得られず、処方されたロキソニンや湿布だけでは改善が感じられなかったという経験をお持ちでした。

その際、昔に当院へ来院されたことを思い出してくださいました。当院での説明や施術に納得できた記憶から、今回の強い症状に対しても「ここなら信頼できる」と感じていただき、再度ご来院くださいました。

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3. どんな患者様の症例なのか?
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今回の患者様は、お仕事でもご自宅でも精力的に動くことができる「体の強さ」をお持ちの方でした。しかし、その強さがあるからこそ日常的な疲労を溜め込んでしまい、知らず知らずのうちに限界近くまで腰に負担がかかっていたと考えられます。

激痛が走った直後は痛みが非常に強く、歩くこともままならない状態になってしまいました。座っている姿勢であれば少し耐えられるものの、それも長時間維持することはできず、楽しんで取り組まれている保育のお仕事はもちろん、日常生活の家事も行えないほど困り果てていらっしゃいました。

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4. 症状名と詳細
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今回の症状名は【ギックリ腰】です。

具体的には、7月20日に自宅で中腰での横移動作業を行った際、腰の少し左側に激しい痛みが走りました。

発症後は、少し体を動かすだけでも激痛が走り、横になって体を休めようとしても痛みが生じる状態でした。動けなくなってしまうほどの激しいギックリ腰の症状が出現していました。

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5. 初来院時の主訴
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初回来院時、患者様は以下のようなつらい症状を訴えていらっしゃいました。

「横になって寝ていても痛くて眠れない」
「座っているのが一番楽だが、それでも同じ体勢で長くはいられない」
「腰を伸ばすことができないので歩くのが辛い。ただ、少し腰を起こせてくると何とか歩ける」

痛みの影響で睡眠や歩行、姿勢保持が困難となり、大きな不安を抱えられているご様子でした。

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6. 初回検査で確認された身体の状態
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初回検査を行ったところ、痛みが出ている患部には明らかな膨張(腫れ)と熱感が確認されました。

また、腰部の動作確認を行うと、屈曲(前屈み)、伸展(後ろに反らす)、回旋(体を捻る)のすべての動きにおいて強い痛みが生じ、可動域が非常に狭くなっている強い運動制限が確認されました。

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7. 施術内容
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検査で確認された患部の状態や運動制限を踏まえ、以下の施術を行いました。

1. アイシング
まずは患部の熱感と膨張を抑えるため、しっかりとしたアイシングを最優先で実施しました。

2. ローラーを使用した施術
少しずつ動きを出せる状態を目指すため、脊柱(背骨)の潤滑を促す目的で専用のローラーを用いた施術を行いました。

3. 立ち座り運動
体の土台となる骨盤と脊柱の連動性をはかるため、負担のない範囲で立ち座りの運動を少し取り入れました。

4. テーピング
回復を助ける機能の補助と、状態の保持を目的としてテーピング処置を行いました。

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8. 施術後の変化
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初回の施術直後、腰を少し起こせるようになり、来院時と比べて歩行時の足取りに変化が見られました。

また、検査時に著しく制限されていた腰回りの屈曲・伸展・回旋における運動制限と痛みが、少し緩和する変化が確認できました。

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9. 施術を重ねた経過
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施術を重ねる経過としては、「3歩進んで2歩下がる」ような進み具合でした。週4日のパートでお仕事も続けられているため、負荷がかかることで一時的に状態が戻ることもありましたが、無理のない範囲で施術と経過観察を継続しました。

そうした過程を経て、段々とできる動作が増え、楽に過ごせる時間が伸びていきました。患者様ご自身も「動いている方が調子が良い」と感じられるようになり、意識して歩く時間も徐々に増やしていくことができました。

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10. 院長の解説
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今回のギックリ腰の症例について、院長の視点から見解を整理します。

今回の患者様は保育園勤務という職業柄、日常的に腰を丸めて子供たちと向き合ったり、上体だけの力で子供を抱き上げたり、荷物を運んだりといった「腰が入っていない体制」での動作が多く見受けられました。

患者様本来の体力の強さがあったからこそ、こうした無理な体勢を続けながらも疲労を溜め込んでしまっていたと考えられます。その溜まった疲労が最終的に限界を超えてしまい、中腰作業をきっかけに強いギックリ腰の症状として現れた可能性に着目しました。

そのため初回施術では、患部の状態として確認された「膨張と熱感」を抑えるアイシングを優先し、続いて脊柱や骨盤の運動性を引き出すためのローラー施術や立ち座り運動を実施いたしました。

体の状態に合わせた適切な対応を行うことで、腰が起こせるようになるという施術後の変化につながったと考えられます。

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11. 今回の症例で伝えたいポイント
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今回の症例を通じてお伝えしたい重要なポイントは、「身体の疲労を溜め込みすぎないこと」の大切さです。我慢強い方や日常的に動き慣れている方ほど、知らず知らずのうちに疲労を溜め込み、結果として大きな怪我や急激なギックリ腰を引き起こしてしまうことがあります。

もし腰に違和感や熱感がある場合は、無理をせずアイシングを行って熱膨張を抑えることが大切です。また、日頃から適度な歩行を意識し、体の土台である骨盤が安定した状態を保てるよう心がけることが重要になります。

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12. まとめ
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今回は、中腰での作業をきっかけに激しいギックリ腰を発症された52歳女性の症例をご紹介しました。患部の炎症(熱感・膨張)に対する適切な処置と、骨盤・脊柱の動きを整える施術を重ねることで、少しずつ日常生活での動きを取り戻していくことができました。

同じようなギックリ腰の症状でお悩みの方へお伝えしたいのは、症状の大小にかかわらず、痛みが強い時期は患部に炎症が起きているということです。

激痛が走った直後などの激炎症期とされる3日間は、まずは氷で患部をしっかり冷やし、安静を重視してください。痛みが落ち着き動けるようになってきたら、無理のない範囲で腰を締める運動や立ち座り運動を取り入れていくことが大切です。

「寝返りも打てない」「歩くのが辛い」といった強いギックリ腰でお困りの方は、無理をせずご相談ください。

さいとう接骨院 鶴間院